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[STT48-09] PALSAR-2/ScanSARのSpecanとFull Apertureの高分解能化に対する画質比較とJJ-FASTの性能向上
キーワード:PALSAR-2、スペカン、フルアパチャー
PALSAR-2/ScanSARは森林減少の即時検出に用いられる。SAR画像の位置決定精度は10m以下であり、観測は42日おきに同一地区を観測、オルソ・勾配補正された画像を差分解析することで、後方散乱係数が3デシベル以上変化する場合には森林減少が発生したと判断し、森林減少フラグを立てる。また、それ以内の場合には、立てない。現在、Specan処理方式を採用し分解能を50mとして処理を実施するが、森林減少の精度向上のために、さらに分解能向上が求められてきた。本研究では、フルAperture方式を用いることで、どの程度分解能が画向上するのか、森林減少検出感度が向上するのかを評価した。本報告は、ScanSAR処理の代表的な2手法についての感度の違いを報告する。