[U-06] 連合は環境・災害にどう向き合っていくのか？

[U06-01] 福島第一原発事故後の大気放射能に関する学会連携等による研究とその成果

★招待講演

*北 和之¹ (1.茨城大学理学部)

キーワード：福島第一原発事故、大気、放射性物質

福島第一原発事故直後より、大気中に放出された放射性物質の観測が、有志により開始され、地球化学会ー日本地球惑星科学連合ー放射化学会連係緊急サンプリングネットワークに発展し、現在も福島市、郡山市、水戸/日立市、丸森町/仙台市にてモニタリングが継続されている。
また、文科省ー原子力規制庁委託研究や科学研究費新学術領域といった学際的研究グループによる詳細研究に発展した。また、学術会議主導のモデル比較研究なども行われてきた。これら、学会連携およびそこから生まれた研究グループによる、大気放射性物質研究について紹介する。