日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-08] 地球惑星科学分野における将来計画とロードマップ

2018年5月21日(月) 09:00 〜 10:30 コンベンションホールA(CH-A) (幕張メッセ国際会議場 2F)

コンビーナ:藤井 良一(情報?システム研究機構)、春山 成子(三重大学大学院生物資源学研究科共生環境学専攻)、田近 英一(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻、共同)、川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、座長:春山 成子

09:15 〜 09:40

[U08-02] 地球人間科学分野の夢ロードマップ

★招待講演

*春山 成子1 (1.三重大学大学院生物資源学研究科共生環境学専攻)

キーワード:地球人間圏科学、災害軽減

地球惑星科学の一翼を担う地球人間圏科学は文理融合型の研究分野として地球表面での自然動態と人間活動の相互作用に着眼して調査、観測、記述、データ蓄積・管理、分析、モデル構築、予測、計画・政策策定などの研究を行ってきた。自然科学、工学、人文・社会科学の視点を複眼的にもち地球人間圏科学では人間活動の場としての自然の成り立ちと自然が人間に与える影響を課題として将来に向けた発信が望まれる。今後、Future Earth, SDGsなどの動きを見据え幅広い分野から人間活動に軸足を置いて人間活動と自然の相互作用を明らかにし、自然災害と向き合う社会で災害に対しレジリエントな社会構築に向けた夢ロードマップ作成が望まれる。