日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-08] 地球惑星科学分野における将来計画とロードマップ

2018年5月21日(月) 10:45 〜 12:15 コンベンションホールA(CH-A) (幕張メッセ国際会議場 2F)

コンビーナ:藤井 良一(情報?システム研究機構)、春山 成子(三重大学大学院生物資源学研究科共生環境学専攻)、田近 英一(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻、共同)、川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、座長:田近 英一

11:10 〜 11:35

[U08-06] 固体地球科学の夢ロードマップの改訂案

★招待講演

*大谷 栄治1 (1.東北大学大学院理学研究科地学専攻)

キーワード:固体地球科学、夢ロードマップ、改訂案

固体科学セクションでは、夢ロードマップの改訂案を提案するために、タスクフォース(TF)を組織し、検討を進めている。TFへの参加を、固体地球科学セクション代議員、固体地球セクションボードメンバーに呼び掛けた。呼びかけに賛同していただいたメンバーにもとづいて、TFを組織した。TFは川勝均博士(地震研)を委員長とし、現在の夢ロードマップの策定委員であった岩森光博士(JAMSTEC)、固体地球科学セクションの執行部メンバーを含む、固体地球科学各分野からの合計15名となっている。

 TFのメンバーおよび大型研究の代表者に対して、固体地球科学の将来の発展の方向と夢ロードマップの改訂意見をもとめ、それらをもとに改訂の方向を議論している。改訂意見として、夢ロードマップの全体像に関するもの、個別の課題の改訂および変更に関するものに分類される。

 このセッションにおいては、これらの改訂意見をもとに、現在TFにおいてまとめられている固体地球科学の夢ロードマップの改定案を示す予定である。この検討の過程で、固体地球科学のみならず、地球惑星科学全体及び複数のセクションにわたる夢ロードマップについても、改訂の提案や意見が寄せられており、個々のセクションを超えた夢ロードマップを加えることの必要性も議論されている。