*宮島 利宏1 (1.東京大学 大気海洋研究所 海洋地球システム研究系 生元素動態分野)
セッション情報
[J] ポスター発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般
[A-CG44] 沿岸海洋生態系─2.サンゴ礁・藻場・マングローブ
2019年5月28日(火) 10:45 〜 12:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)
コンビーナ:梅澤 有(東京農工大学)、宮島 利宏(東京大学 大気海洋研究所 海洋地球システム研究系 生元素動態分野)、渡邉 敦(笹川平和財団 海洋政策研究所)、樋口 富彦(東京大学大気海洋研究所)
沿岸海洋生態系はその占有面積に比して高度で多様な生態系サービスを提供し、人間生活に恩恵をもたらす一方、相接する陸域・外洋域・大気圏と密接な連関を有し、人間活動からの影響を強く受ける複雑な開放系である。本セッションは、連携する「沿岸海洋生態系─1.水循環と陸海相互作用」と共に、相互作用系としての沿岸海洋生態系研究の最前線について研究分野の枠を越えて討議する場を提供する。
本セッションで扱う浅海域生態系は、高度な基礎生産・物質循環・生物多様性で特徴づけられる場であるが、海洋資源に対する高い需要や陸域の開発に伴う環境改変圧力にさらされており、生態系機能の包括的評価と維持再生技術の創成が求められている。本セッションは、サンゴ礁・アマモ場・ガラモ場・マングローブを含む温帯~熱帯浅海域生態系をフィールドとする生態学・地球化学等の研究者が中心となって最新の研究成果を共有すると共に、新たな研究構想や保全管理策の立案に資することを目的とする。特に物質循環と生態系機能、群集間コネクティビティ、環境変動応答、生態系サービス、広域比較・長期変動等をキーワードとする事例研究、モデル研究の発表を歓迎する。
*Jay Mar Dioquito Quevedo1、Yuta Uchiyama1、Kaoru Kakinuma1、Ryo Kohsaka1 (1.Tohoku University)
*Lawrence Patrick Cases Bernardo1、Takashi Nakamura1、Kazuo Nadoka1 (1.Department of Transdisciplinary Science and Engineering, Tokyo Institute of Technology)
*Marc Humblet1、Toshihiro Maki2、Yasuo Furushima3、Yukiyasu Noguchi2、Hiroumi Horimoto2、Hiroya Yatagai2、Takashi Sakamaki2、Shohei Ito4、Sadao Suzuki5 (1.Department of Earth and Planetary Sciences, Nagoya University、2.Institute of Industrial Science, The University of Tokyo、3.JAMSTEC、4.FullDepth Co., Ltd.、5.ORE)
*樋口 富彦1 (1.東京大学大気海洋研究所)