*葛原 昌幸1,3、佐藤 文衛4、田村 元秀2,1,3、小谷 隆行1,3,5、大橋 永芳3,6、大宮 正士1,3、平野 照幸4、原川 紘季6,3,1、青木 和光3,5、成田 憲保2,1、堀 安範1,3、上田 暁俊3,5、福井 暁彦2、石川 裕之5,3、石塚 将斗2、黒川 隆志1,7、日下部 展彦1,3、工藤 智幸6,3,1、小久保 英一郎3、小西 美穂子1,3、中島 紀1,3,5、西川 淳3,5,1、荻原 正博3、芹澤 琢磨7 (1.自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター、2.東京大学大学院理学系研究科 、3.国立天文台、4.東京工業大学、5.総合研究大学院大学、6.すばる望遠鏡、7.東京農工大)
セッション情報
[E] ポスター発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント
[M-IS07] アストロバイオロジー
2019年5月30日(木) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)
コンビーナ:薮田 ひかる(広島大学大学院理学研究科地球惑星システム学専攻)、杉田 精司(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、深川 美里(国立天文台)、藤島 皓介(東京工業大学地球生命研究所)
様々な分野を横断し、宇宙における生命の起源と進化、生命存在可能性の解明を目的とするアストロバイオロジーが発祥して20年。太陽系物質進化、惑星系形成、初期地球の前生物的化学、地球と生命の共進化、極限環境生物、ハビタブルな惑星環境、といった個々のテーマが複数分野の知見や手法で研究されるようになり、「我々はどこから来たか」を或る幾つかの形では示すことができるようになってきた。しかし、最終的には成し遂げるべき、挑戦的な領域が残っている。それは、地球惑星環境で生じた非生物的な物質は、どのように生命機能を獲得したのか? 生命の起源に至る、または、生命存在可能な条件を満たす、有機化学と生化学の接点には未だに隔たりが大きい。そこで、これからのJpGUアストロバイオロジーセッションでは、これまで以上の取り組みが重要と考えられる「天文学、地球科学、生化学の融合」を模索し、この未知領域の開拓に臨む。例えば系外惑星と分子進化など、試験管の中の知見を超えた、”場”と対応づけた生化学的・分子生物学的な事象を議論し「生命とはなにか」の理解に近づけ、将来の宇宙生命探査に必要な非生命と生命の識別法の議論や開発に繋げる。
*Fujishima Kosuke1、Norio Kitadai1、Kenji Kasama1 (1.Earth-Life Science Institute, Tokyo Institute of Technology)
*木下 美栄1、池田 伸太郎1、河村 公隆2、Bhagawati Kunwar2、福田 一志3、小栗 慶之3、柴田 裕実4、高橋 淳一1、Vladimir Airapetian5、癸生川 陽子1、小林 憲正1 (1.横浜国立大学、2.中部大学、3.東京工業大学、4.大阪大学、5.NASA Goddard SFC)
*奥平 恭子1、戸田 悠斗1、園家 俊1、矢口 勇一1、吉田 将司1、今仁 順也2、佐々木 聰3、矢野 創4、出村 裕英1、田端 誠5、山岸 明彦6 (1.会津大学、2.由紀精密、3.東京工科大学、4.宇宙航空研究開発機構、5.千葉大学、6.東京薬科大学)
*西 瑞穂1、土山 明1、矢野 創2、薮田 ひかる3、奥平 恭子4、松野 淳也1、上椙 真之5、上杉 健太郎5、中野 司6、野口 高明7、三田 肇8、山岸 明彦9 (1.京都大学、2.宇宙航空研究開発機構、3.広島大学、4.会津大学、5.JASRI/SPring-8 、6.産業技術総合研究所、7.九州大学、8.福岡工業大学、9.東京薬科大学)
*Misato Fukagawa1 (1.National Astronomical Observatory of Japan)
*倉本 想士1、佐藤 智仁1、福田 一志2、小栗 慶之2、近藤 康太郎2、柴田 裕実3、癸生川 陽子1、小林 憲正1、吉田 聡4 (1.横浜国立大学、2.東京工業大学、3.大阪大学、4.量子科学技術研究開発機構)
*鈴木 大輝1,2、Majumdar Liton3、大石 雅寿2 (1.自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター、2.自然科学研究機構国立天文台、3.ジェット推進研究所)
*横尾 卓哉1、佐藤 智仁1、左近 樹2、中川 和道3、矢野 創4、中山 美紀5、三田 肇5、癸生川 陽子1、小林 憲正1 (1.横浜国立大学大学院、2.東京大学、3.神戸大学、4.JAXA、5.福岡工業大学)