2019年5月30日(木) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)

コンビーナ:小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)、藁谷 哲也(日本大学大学院理工学研究科)、目代 邦康(東北学院大学)、Magdalini Theodoridou(School of Engineering, Cardiff University)

ジオパークや世界遺産、石造文化財など、価値の高い自然遺産や文化遺産は、地質学的時間スケールだけでなく、人間的時間スケールでも風化の影響を受け劣化に直面している。美しい景観や、地質材料である岩石や土を用いた価値ある文化財など、これらの遺産を保存するためには、保全対策について科学的な視点から考慮されなければならない。既に、地形学、地質工学、環境地質学、材料科学、岩石物理学、地球化学など、幅広い研究分野においてこのテーマについて、研究が進められている。本セッションは、ドキュメンテーション手法や事例、測定・モニタリング技術、実験的アプローチ、予測モデル、損傷評価（ダメージアセスメント）など、多方面からの研究発表を歓迎します。