日本地球惑星科学連合2019年大会

セッション情報

[E] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS07] アストロバイオロジー

2019年5月30日(木) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)

コンビーナ:薮田 ひかる(広島大学大学院理学研究科地球惑星システム学専攻)、杉田 精司(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、深川 美里(国立天文台)、藤島 皓介(東京工業大学地球生命研究所)

様々な分野を横断し、宇宙における生命の起源と進化、生命存在可能性の解明を目的とするアストロバイオロジーが発祥して20年。太陽系物質進化、惑星系形成、初期地球の前生物的化学、地球と生命の共進化、極限環境生物、ハビタブルな惑星環境、といった個々のテーマが複数分野の知見や手法で研究されるようになり、「我々はどこから来たか」を或る幾つかの形では示すことができるようになってきた。しかし、最終的には成し遂げるべき、挑戦的な領域が残っている。それは、地球惑星環境で生じた非生物的な物質は、どのように生命機能を獲得したのか? 生命の起源に至る、または、生命存在可能な条件を満たす、有機化学と生化学の接点には未だに隔たりが大きい。そこで、これからのJpGUアストロバイオロジーセッションでは、これまで以上の取り組みが重要と考えられる「天文学、地球科学、生化学の融合」を模索し、この未知領域の開拓に臨む。例えば系外惑星と分子進化など、試験管の中の知見を超えた、”場”と対応づけた生化学的・分子生物学的な事象を議論し「生命とはなにか」の理解に近づけ、将来の宇宙生命探査に必要な非生命と生命の識別法の議論や開発に繋げる。

*葛原 昌幸1,3佐藤 文衛4田村 元秀2,1,3小谷 隆行1,3,5大橋 永芳3,6大宮 正士1,3平野 照幸4原川 紘季6,3,1青木 和光3,5成田 憲保2,1堀 安範1,3上田 暁俊3,5福井 暁彦2石川 裕之5,3石塚 将斗2黒川 隆志1,7日下部 展彦1,3工藤 智幸6,3,1小久保 英一郎3小西 美穂子1,3中島 紀1,3,5西川 淳3,5,1荻原 正博3芹澤 琢磨7 (1.自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター、2.東京大学大学院理学系研究科 、3.国立天文台、4.東京工業大学、5.総合研究大学院大学、6.すばる望遠鏡、7.東京農工大)

*西 瑞穂1土山 明1矢野 創2薮田 ひかる3奥平 恭子4松野 淳也1上椙 真之5上杉 健太郎5中野 司6野口 高明7三田 肇8山岸 明彦9 (1.京都大学、2.宇宙航空研究開発機構、3.広島大学、4.会津大学、5.JASRI/SPring-8 、6.産業技術総合研究所、7.九州大学、8.福岡工業大学、9.東京薬科大学)

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