[J] 口頭発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント
2019年5月27日(月) 10:45 〜 12:15 201B (2F)
コンビーナ:加納 靖之(東京大学地震研究所)、芳村 圭(東京大学生産技術研究所)、磯部 洋明(京都市立芸術大学美術学部)、岩橋 清美(国文学研究資料館)、座長:磯部 洋明、芳村 圭、岩橋 清美、加納 靖之 (東京大学 地震研究所)、玉澤 春史
現代の地球惑星科学において観測データは不可欠であるが，一方でそのデータを取得し始めたのは地球の歴史から見ればあまりに最近である．様々な長期変動を議論したり，非常に稀な現象をとらえたりするには，現代観測以前の情報を有効に活用しなければならない．人々が様々な場面で記録した記録は，歴史的な価値と同時に，自然科学の重要な観測記録の側面ももつ．
歴史資料を利用した地球惑星科学研究は，歴史地震学，歴史気象学・気候学，歴史天文学など，様々な分野で行われているが，分野間連携により資料・データや手法，モデルなどそれぞれの知見を共有することで新たな知見が得られる．歴史資料の利用にあたってはその信頼性や書かれた社会背景なども吟味する必要があり、歴史学者の参画が必須である。同時に、現代自然科学の観点から歴史史料に残された現象を読み解くことは、翻って歴史学にも新たな知見をもたらし得る。
人文情報学の発達や，歴史資料を使用したデータ同化といった新手法など，近年の新たな動きを概観するとともに，自然科学，社会科学，人文科学にわたる幅広い研究者の間の交流や対話をうながし，新たなアイデアを創出する．
10:45 〜 11:00
スケジュール
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11:00 〜 11:15
*佐竹 健治1 (1.東京大学地震研究所)
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11:15 〜 11:30
スケジュール
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11:30 〜 11:45
*箱崎 真隆1、三宅 芙沙2、佐野 雅規3、木村 勝彦4、中村 俊夫2、奥野 充5、坂本 稔1、中塚 武6,2 (1.国立歴史民俗博物館、2.名古屋大学、3.早稲田大学、4.福島大学、5.福岡大学、6.総合地球環境学研究所)
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11:45 〜 12:00
*中塚 武1,2 (1.総合地球環境学研究所、2.名古屋大学大学院環境学研究科)
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Discussion (12:00 〜 12:15)
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