日本地球惑星科学連合2019年大会

セッション情報

[J] 口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般

[S-CG61] 変動帯ダイナミクス

2019年5月27日(月) 15:30 〜 17:00 コンベンションホールA (2F)

コンビーナ:深畑 幸俊(京都大学防災研究所)、竹下 徹(北海道大学大学院理学院自然史科学専攻)、岩森 光(海洋研究開発機構・地球内部物質循環研究分野)、座長:岡田 知巳安藤 亮輔(東京大学大学院理学系研究科)

変動帯のダイナミクスは、いわゆる造山運動や大規模断層帯の形成など数百―数千万年かけて起きる変動から、人間・社会活動の時間スケールで生じる地震・火山活動まで、極めて広いレンジにわたる変動を対象としており、その解明には地球物理学・地質学・地形学の総合的知見が必要である。変動帯ダイナミクスの解明のためには、プレート運動等に起因する応力と変動帯を構成する媒質の応答特性を時間的・空間的に把握する必要があるが、地殻応力の特定は今なお未解明の難問であり、粘弾塑性で特徴付けられる媒質特性は時間スケールや応力・温度等に複雑に依存するという困難がある。さらに、流体および流体を介した反応も媒質特性に大きな影響を与えるため、岩石学・地球化学的アプローチも必要となる。東北沖地震後は日本列島全体で応力・歪場の大規模な改変が生じ、地震活動の変化や活発な地殻変動が観測されており、変動帯ダイナミクスの研究を進める格好の機会である。本セッションでは、地震学、測地学、変動地形学、構造地質学、岩石学、水文学など、変動帯ダイナミクスの解明を目指す様々な分野にわたる観測、実験およびモデリング研究からの意欲的な講演を歓迎する。

15:30 〜 15:45

*Subhajit Ghosh1,2Arijit Laik2Santanu Bose2,3Nibir Mandal4 (1.Earthquake Research Institute, The University of Tokyo, 1-1-1 Yayoi, Bunkyo-Ku, Tokyo 113-0032、2.Department of Geology, University of Calcutta, 35, Ballygunge Circular Road, Kolkata 700019, India、3.Department of Geology, Presidency University, 86/1 College Street, Kolkata 700073, India、4.Department of Geological Sciences, Jadavpur University, Kolkata 700032, India)

16:00 〜 16:15

*岡田 知己1松本 聡2飯尾 能久3Lanza Federica4Thurber Clliford4松野 弥愛1河村 優太2佐藤 将1Bannister Stephen5Ristau John5Savage Martha6Townend John6Petttinga Jarg7Ghisetti Francesca8Sibson Richard9 (1.東北大学大学院理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センター、2.九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター、3.京都大学防災研究所、4.University of Wisconsin-Madison, U.S.A.、5.GNS Science, New Zealand、6.Victoria University of Wellington, New Zealand、7.University of Canterbury, New Zealand、8.TerraGeoLogica, New Zealand、9.University of Otago, New Zealand)

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