日本地球惑星科学連合2019年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般

[A-CG41] 地球惑星科学における航空機観測利用の推進

2019年5月28日(火) 15:30 〜 17:00 201B (2F)

コンビーナ:高橋 暢宏(名古屋大学 宇宙地球環境研究所)、小池 真(東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻)、町田 敏暢(国立環境研究所)、篠田 太郎(名古屋大学宇宙地球環境研究所)、座長:高橋 暢宏(名古屋大学宇宙地球環境研究所)

16:15 〜 16:30

[ACG41-04] 航空機観測から解明された対流圏中の黒色炭素および酸化鉄エアロゾルの基本的動態

*茂木 信宏1小池 真1大畑 祥2近藤 豊3竹川 暢之5足立 光司4大島 長4松井 仁志2北 和之6森 樹大7吉田 淳1 (1.東京大学、2.名古屋大学、3.国立極地研究所、4.気象庁気象研究所、5.首都大学東京、6.茨城大学、7.東京理科大学)

キーワード:エアロゾル、航空機観測、黒色炭素、酸化鉄、大気物質

本発表では、これまで当研究グループが主に航空機観測を通じて解明してきた、黒色炭素および酸化鉄エアロゾルの対流圏中の基本的な動態、微物理および光学的特性、輸送および除去過程について、気候研究における国際的な位置づけを踏まえて説明する所存である。また、今後、航空機観測によってしか調査できないと考えられる、本発表に関連した未解明事象について、いくつか提案する所存である。