[AAS01-P07] 水文土石流モデルの広域予報および精度向上のために
キーワード:土石流、再現計算
水文土石流モデル(Hydro Debris 2D)を用いて、2014年、2018年の広島土石流災害への適用を行なった。広域予報と、限定された領域への再現計算には、様々な違いがあるが、本試みでは、両者をできるだけ統一的に処理し、実際に大きな被害をもたらす事象に対する適切な解析を行うことを目標としている。2018年広島災害において地質情報を入れることにより再現精度の向上が見られた。このようなアルゴリズムを用いた地質情報を元にした高解像度豪雨予測モデルをインプットとした予測モジュールの作成は、斜面災害の早期警戒に貢献すると考えられる。