日本地球惑星科学連合2019年大会

講演情報

[E] ポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-TT 計測技術・研究手法

[H-TT18] 環境トレーサビリティー手法の開発と適用

2019年5月28日(火) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)

コンビーナ:陀安 一郎(総合地球環境学研究所)、大手 信人(京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻)、Gabriel J Bowen(University of Utah)

[HTT18-P03] 河川と湖沼に対する化学的風化指数CIA適用性の評価

*幡谷 有翼1川越 清樹1藪崎 志穂2鈴木 健1 (1.福島大学、2.総合地球環境学研究所)

キーワード:化学的風化指数、水資源、数値地理情報

気候変動に伴う気象事象の変化が予測され,水資源の管理には一層の留意が必要となる.しかしながら,水域は多様な地域特性に応じた固有性を有する.そのため,管理も普遍的な方法が効果を発揮できるとは限らない.流域としての個性を判別できるツールを開発すれば,最適な管理手法を選択できる可能性をもつ.本研究では,河川と貯水池(人工湖沼)を対象に性質の異なる流域の特徴を求めて比較検討した.特に,この検討中で化学的な指標より流域の特徴を示すことの適用性を評価した.地理的情報として,数値地理データによる地質,表層土壌,土地被覆の上流域の情報を取得した.化学的情報として,対象地域の各地点で試料をサンプリングして,水質を分析した.水質として,イオン組成と微量元素の情報を取得し,流域の特徴を同定した.この同定で用いたものがCIAである.結果として,湖沼と河川のCIAを適用できる流域規模を把握することができた.