[MGI37-P01] 気象庁防災情報XMLを機械可読化するための予報区ポリゴンデータの公開
キーワード:気象庁防災情報XML、地理情報ポリゴンデータ、オープンデータ
気象庁では警報や注意報などに用いられる従来のプレーンテキスト電報「かな漢字電文」による情報を構造化するため「気象庁防災情報XMLフォーマット」を開発し、平成30年3月に移行を完了した。気象庁XMLによりプレーンテキストの情報ごとに特化した解読処理の必要が縮減されたが、位置情報を機械的に取得できるようにすること(ジオロケーション)が課題であった。府県や市町村などの地理的領域に対して発表される情報は領域のコード番号だけが記載されており、可視化を行うためにはその位置のデータ(ポリゴンデータ)を利用者が用意する必要があった。
2019年1月、気象庁は予報区ポリゴンデータをシェープファイル形式で公開した。セッションでは準備にあたっての課題、水平解像度の選択や不明瞭な地理的領域の扱いについて報告する。このポリゴンデータにより、気象庁防災XMLデータのより使いやすい形式での再提供や、他の地理情報と組み合わせた利用が広がることを期待している。
2019年1月、気象庁は予報区ポリゴンデータをシェープファイル形式で公開した。セッションでは準備にあたっての課題、水平解像度の選択や不明瞭な地理的領域の扱いについて報告する。このポリゴンデータにより、気象庁防災XMLデータのより使いやすい形式での再提供や、他の地理情報と組み合わせた利用が広がることを期待している。