日本地球惑星科学連合2019年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-GG 地理学

[H-GG02] 自然資源・環境の利用・変化・管理:社会科学と地球科学の接点

2019年5月26日(日) 15:30 〜 17:00 102 (1F)

コンビーナ:大月 義徳(東北大学大学院理学研究科地学専攻環境地理学講座)、上田 元(一橋大学・大学院社会学研究科)、古市 剛久(北海道大学理学研究院)、佐々木 達(宮城教育大学)、座長:大月 義徳上田 元

16:30 〜 16:45

[HGG02-05] 牡蠣養殖業より発生する竹廃材の地域資源化の試み

*西城 潔1 (1.宮城教育大学)

キーワード:牡蠣養殖、廃材、地域資源、環境改善

宮城県松島湾の牡蠣養殖業では、竹(モウソウチク)で組んだ養殖棚や養殖筏が用いられている。海水に浸かった竹は約3年で劣化し、新しい竹に交換されるが、その際に大量の竹廃材が発生する。こうした竹廃材は、松島湾全体で年間4-5万本発生していると推定される。本発表では、こうした竹廃材の炭化による地域資源化の可能性について検討した結果を報告する。