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[MIS22-03] 2011東北沖地震発生薬10分後のパルス津波・電磁気現象について
キーワード:地震電磁気、津波、地磁気変動
2011年東北沖地震発生から約7-10分経って津波の発生とそれに伴って地磁気(偏角と水平成分)や電離層電子数に正のピーク変動(Heki, GRL, 2011;Utada et al. EPS Lett., 2011;Tsunagawa et al. EPS Lett., 2011)が現れた。電離層への擾乱は津波による大気重力波が影響したと考えられている。しかしこのモデルで、江刺で観測された地磁気の変動は説明できていない。そこで地磁気変動の説明のために筆者らは津波パルスの発生に伴って正帯電のミストが大気重力波とともに大気電場に沿って上昇したとのモデルを提示する。