13:45 〜 15:15
[O03-P18] 電磁波雑音による地震予知
キーワード:地震前兆、電磁波雑音
この研究は、電磁気現象を観測、記録することで地震予知を試みるものである。また、地震の前兆に伴う地殻の圧力変化が起こす電磁気現象の発生源について、仮説を立てながら解明を進めている。
東京都立多摩科学技術高等学校の無線工作部では、電磁気現象の観測用アンテナを立川断層方向に向けているものと無指向性のもので前兆信号を観測している。結果として、記録された信号波形が100Hz程度で、送電経路に関係があると推測して、コロナ放電を発生させた際の波形に類似していることが分かった。
観測地点が大きく揺れる場合、電磁波雑音のベースレベルが低下する傾向がある。近年発生が増加している地震直前の観測装置基準レベル(零レベル)の変動と地震前兆との関連を東日本大震災の観測データと比較し、被害地震の前兆に成り得るかを研究している。基準レベルの変動とは、無信号時の電位で数mV~数十mV程度の値が、負または正に数時間~数十時間変化することが起こる事を示している。
東京都立多摩科学技術高等学校の無線工作部では、電磁気現象の観測用アンテナを立川断層方向に向けているものと無指向性のもので前兆信号を観測している。結果として、記録された信号波形が100Hz程度で、送電経路に関係があると推測して、コロナ放電を発生させた際の波形に類似していることが分かった。
観測地点が大きく揺れる場合、電磁波雑音のベースレベルが低下する傾向がある。近年発生が増加している地震直前の観測装置基準レベル(零レベル)の変動と地震前兆との関連を東日本大震災の観測データと比較し、被害地震の前兆に成り得るかを研究している。基準レベルの変動とは、無信号時の電位で数mV~数十mV程度の値が、負または正に数時間~数十時間変化することが起こる事を示している。