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[O03-P33] 室戸ユネスコ世界ジオパークのシロウリガイ化石を文化財に
キーワード:シロウリガイ化石、文化財、室戸ユネスコ世界ジオパーク
室戸ユネスコ世界ジオパーク(高知県室戸市)の海岸でみられるシロウリガイ化石は、約1500万年前の深海底生物(二枚貝)の化石であり、室戸半島の大地が深海から隆起したことを示す証拠である。室戸の海岸の多くは国定公園に指定されているが、シロウリガイ化石そのものを保全する方策は今のところない。そこで、発表者ら(室戸高校生徒)は、シロウリガイ化石群を文化財として指定してもらうよう、室戸市役所に申請した。本発表では、シロウリガイ化石群の保全の意義と、文化財指定をめざす高校生の取り組みについて報告する。