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[O03-P41] 地理院地図と測量データの比較 ~嵯峨野高校校有林を例として~
キーワード:地理院地図、森林、3Dプリンター
これまで嵯峨野高校校有林において50を越える調査研究活動を行ってきた。しかしながら各種現地データの整理は進んでいない。そこで本研究では、地理院地図の標高データより現地測量データの方がより正確であると想定し、現地測量をしつつ地理院地図の確からしさを明らかにすることを主目的とした。そして、平面測量を行い、緯度経度および標高を決定することを試みた。その結果、地理情報システムで処理することが可能になった。また3Dプリンターを用いて処理し、地理院地図より現地測量モデルの方が正確であることを確認した。3Dプリンターで立体モデルを作成する際は、適切な作成の仕方、どの樹脂がより良いモデルになるかなどを検討したり、近隣の小学校からの依頼により地理院地図のデータを元により広範囲をモデル化した。今後、校有林における様々な研究活動に利活用されることが見込まれる。また、大型の3Dプリンターモデルを作製し土砂災害などの実験をすることも可能であろう。