日本地球惑星科学連合2019年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-03] 高校生によるポスター発表

2019年5月26日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻地質・地球生物学講座岩石鉱物学研究室)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O03-P57] 部分日食の食分と日射量、照度の関係

*山本 智士1 (1.本郷高等学校)

キーワード:部分日食、日射量、照度

2019年1月6日(日)、8時40分頃から11時半頃にかけて約三年ぶりに日本全国で部分日食が見られた。そこで1月6日、1月7日に、学校の屋上にて8時から12時まで10分ごとに日射量と照度を計測して比較した。なお、日射量は太陽光パネルを利用して計測し、照度は照度計を用いて手動で計測した。また、1月6日の10時20分以降は雲がかかってしまったため、正確な値を計測することができなかった。1月7日の日射量と照度に対する1月6日の日射量と照度の割合を求め、それらをグラフ化した。その結果、日射量、照度共に9時頃から徐々に減少し9時50分に最小値を記録した。計測結果から、太陽の欠けた面積の割合と日射量、照度の変化には何らかの関係があるのではないかと考えた。そこで、日食計算ソフトを用いて計測時間ごとの太陽と月の視直径及び食分を計算し、そのデータをもとに再現実験を行って考察した。