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[O03-P58] 月の公転はケプラーの第二法則でどこまで説明できるか
キーワード:月の満ち欠け、月の公転軌道、ケプラーの法則
私たちは、平成28年度から月の満ち欠けについて研究を行っている。
月齢によって変化する月の光っている部分(=月の明部面積)の割合を求めたものを輝面率とし、輝面率の変化を説明する計算式を等速円運動モデルで求めた。求めた値(計算値)と実際の月の画像から求めた輝面率と比較した結果、地球-月間の距離変化などによって、その値が一定でないことが確かめられた。これらはケプラーの第二法則の影響を受けているものだと考えられる。この仮説を検証するため、今回はモデルによる計算値と実際の月の公転(天文年鑑)の値をグラフを作成して比較した。
月齢によって変化する月の光っている部分(=月の明部面積)の割合を求めたものを輝面率とし、輝面率の変化を説明する計算式を等速円運動モデルで求めた。求めた値(計算値)と実際の月の画像から求めた輝面率と比較した結果、地球-月間の距離変化などによって、その値が一定でないことが確かめられた。これらはケプラーの第二法則の影響を受けているものだと考えられる。この仮説を検証するため、今回はモデルによる計算値と実際の月の公転(天文年鑑)の値をグラフを作成して比較した。