日本地球惑星科学連合2019年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-03] 高校生によるポスター発表

2019年5月26日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻地質・地球生物学講座岩石鉱物学研究室)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O03-P69] 重力を変数として毛細管現象を再検討する 第2報

*橋本 晃志1、*小野 晴香1、*仲井間 陸1、*松田 孟男1、*澤崎 祥江1、*山下 飛子1、*若林 健流1 (1.大阪府立大手前高等学校 定時制の課程)

キーワード:毛細管現象、重力、重力可変装置

液体には表面積を小さくしようとする力である表面張力が働く.細い管の中にある液体は表面張力により液面が上昇する毛細管現象がよく知られている.理論によると,この液面の高さは,管の半径および重力に反比例している.管径を変化させた実験はこれまでに行われており,理論式に従うことが確認されている.われわれは,管径のかわりに,重力を変化させて同様の結果が得られるのかを確認するために実験を行った.液体試料に水を用いた場合,液面の高さは理論式に従わず,ある一定の重力値で上昇が停止した.ところが,試料にエタノールを用いたところ,理論式に従って液面の高さは上昇した.この実験結果を踏まえ,理論式,実験方法を考察する.