13:45 〜 15:15
[O03-P76] 火星の極冠におけるダストストームの観測について
キーワード:火星極冠、CMOSカメラ、ダストストーム
2018年7月31日に起こった火星の大接近に伴い、その前後にかけて火星の観測を行った。大接近と同時期に、火星において大規模なダストストームが発生していたことから、得られたデータ上のダストストームの影響を調べた。
観測にはCMOSカメラ(ZWO製ASI224MC)と20cmシュミットカセグレン望遠鏡を用いた。
調査方法
①Sharpcapを用い火星を動画形式で撮影した。
②Registax6を用いスタック処理を行い、一つの画像データとした。
③すばる処理ソフト マカリのグラフツールを用い、画像から極冠の最大付近を含んだ火星直径の輝度をグラフ化し出力した。
④グラフ上の数値をもとに極冠の最大輝度と端部分の輝度の比を求めた。
結果
観測日ごとの数値の変化を分析した結果、ダストストームの大きく発達した期間では極冠の最大輝度と端部分の輝度の数値が近くなることがわかった。特にダストストームが大きく極冠にかかっていた観測日では、極冠の輝度を判別することが出来なかった。
観測にはCMOSカメラ(ZWO製ASI224MC)と20cmシュミットカセグレン望遠鏡を用いた。
調査方法
①Sharpcapを用い火星を動画形式で撮影した。
②Registax6を用いスタック処理を行い、一つの画像データとした。
③すばる処理ソフト マカリのグラフツールを用い、画像から極冠の最大付近を含んだ火星直径の輝度をグラフ化し出力した。
④グラフ上の数値をもとに極冠の最大輝度と端部分の輝度の比を求めた。
結果
観測日ごとの数値の変化を分析した結果、ダストストームの大きく発達した期間では極冠の最大輝度と端部分の輝度の数値が近くなることがわかった。特にダストストームが大きく極冠にかかっていた観測日では、極冠の輝度を判別することが出来なかった。