日本地球惑星科学連合2019年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-07] キッチン地球科学:手を動かす実験で頭脳を刺激しよう!

2019年5月26日(日) 09:00 〜 10:30 コンベンションホールB (2F)

コンビーナ:熊谷 一郎(明星大学理工学部)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、栗田 敬市原 美恵(東京大学地震研究所)、座長:熊谷 一郎(明星大学理工学部)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、市原 美恵(東京大学地震研究所)、栗田 敬

10:15 〜 10:30

[O07-06] 電子工作キットGC10のガイガー=ミュラー計数管で放射線量を測る

*はしもと じょーじ1小汐 由介1 (1.岡山大学大学院自然科学研究科)

キーワード:電子工作キット、放射線量

電子工作キットGC10を使って放射線量を測定した結果について発表し,非専門家による放射線量測定について議論する.

使用した電子工作キットは株式会社ネットIO開発が販売しているGC10である.2019年2月においては,アマゾンで購入することができる.工作キットを購入した場合には,はんだ付けの作業が必要となるが,難易度は高くない.完成品も販売されているので,はんだ付けしたくない人は,完成品を購入してもよい.

GC10は旧ソ連製の軍用GM管使用しており,ベータ線とガンマ線を検出するとされている.装置の検出効率を較正する試験をおこないたいと考えているが,利用可能な放射線源として適当なものを入手することができていないため,較正はできていない.較正をどのようにおこなうかは,今後の課題である.

GC10は飛行機の機内に持ち込むことができるので,これまでに何回か飛行中の機内で放射線量を測定した.GPSを用いて記録した緯度・経度・高度の情報と組み合わせることで,放射線量が高度によって大きく変化することを簡単に確認することができた.また,緯度によって放射線量が変化する傾向も見ることができる.間をあけて測定した結果を比較することで,時間変化が見える可能性もある.