[PEM11-P24] 半球視野の中間エネルギー電子検出器の開発と PARM(Pulsating AuRora and Microburst)ミッションにおける飛行試験
高エネルギー電子は電離圏のダイナミクスに加えて、惑星、衛星の長期的な表層環境進化に重大な影響を与える。この高エネルギー電子のフラックスは必ずしも等方的でなく、太陽系天体への影響を定量的に評価するには広い立体角をカバーする必要がある。我々は将来の惑星探査を念頭に、衛星スピンに影響しないほぼ2 – piステラジアンをカバーできる中間エネルギー(20 - 100 keV)電子観測器(MED)を開発した。関連環境でこの観測器の性能を評価するために我々はNASAのRockSat-XNロケットを用いた降下電子測定を目的としたPARMミッションに参加した。本発表では2019年1月13日のフライト中に得たMEDの観測結果について報告する。