[PEM12-P14] 惑星間空間磁場の太陽風パラメタ-依存性
キーワード:惑星間空間磁場、太陽風密度、太陽風速度
IMFの太陽風プラズマ依存性を,OMNI1時間値を用いて調べた.
下図は,IMFの絶対値(B),黄道面内成分(Bxy),垂直成分(Bz)の太陽風数密度(Nsw)に対するプロットである.3量は,Nswの0.2/cc毎の小区間の平均値であり,各区間のデータ数も示されている.
3量は,(1) Nswの減少と共に緩やかに減少するが,(2) 更にNswが減ると,B,Bxyは増加に転じて同じ値(ここでは約10nT)に収斂し,Bzは零に近づいていく.(2)の性質は,Nswが小さくなるとIMFがスパイラル構造に近づくことを意味している.下図は,SSNの極大期にあたる1979-1981年の3年間の解析結果であるが,他の2期間,1999-2001年(SSN極大期)と2007-2009年(SSN極小期)についても,同様の解析を行った.また,火星を周回するMavenが観測したIMFについても調べた.結果は,上の記述と矛盾しない.IMFの太陽風速度依存性も調査した.
下図は,IMFの絶対値(B),黄道面内成分(Bxy),垂直成分(Bz)の太陽風数密度(Nsw)に対するプロットである.3量は,Nswの0.2/cc毎の小区間の平均値であり,各区間のデータ数も示されている.
3量は,(1) Nswの減少と共に緩やかに減少するが,(2) 更にNswが減ると,B,Bxyは増加に転じて同じ値(ここでは約10nT)に収斂し,Bzは零に近づいていく.(2)の性質は,Nswが小さくなるとIMFがスパイラル構造に近づくことを意味している.下図は,SSNの極大期にあたる1979-1981年の3年間の解析結果であるが,他の2期間,1999-2001年(SSN極大期)と2007-2009年(SSN極小期)についても,同様の解析を行った.また,火星を周回するMavenが観測したIMFについても調べた.結果は,上の記述と矛盾しない.IMFの太陽風速度依存性も調査した.