JpGU-AGU Joint Meeting 2020

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般

[A-CG48] 地球規模環境変化の予測と検出

コンビーナ:河宮 未知生(海洋研究開発機構)、立入 郁(海洋研究開発機構)、建部 洋晶(海洋研究開発機構)、V Ramaswamy(NOAA GFDL)

地球温暖化および関連する人為起源の環境変化により、極端な気象現象の激甚化や海面上昇、海洋酸性化・貧酸素化、そして大規模な生態系変化が生じることが懸念されている。こうした変化を予測するための実験プロトコル(CMIP6)が、2021年公表予定のIPCC第6次報告書に向けて定められ、それに基づいた各国の研究機関での実験結果も公開されている。CMIP6の他にも、イベントアトリビューションや、環境変化と社会経済の相互作用を取り入れたモデル開発など、様々なタイプの予測研究が盛んになっている。また、環境変化を捉える観測研究や、予測の信頼性検証ための観測データ解析も重要性を増してきている。本セッションでは、地球規模環境変化予測に関する専門的な議論に加え、モデル予測と観測、社会科学との分野横断的な連携も視野に、最新の研究成果報告と討議を行う。

*横畠 徳太1木下 嗣基2櫻井 玄3伊藤 昭彦1佐藤 雄亮1Pokhrel Yadu4岡田 将誌1加藤 悦史5高橋 潔1花崎 直太1藤森 真一郎6江守 正多1 (1.国立環境研究所、2.茨城大学、3.農業食品産業技術研究総合機構、4.ミシガン州立大学、5.エネルギー総合工学研究所、6.京都大学)