Introduction (10:45 〜 10:50)
セッション情報
[J] 口頭発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-OS 海洋科学・海洋環境
[A-OS26] 全球・海盆規模海洋観測システムの現状、研究成果と今後
コンビーナ:細田 滋毅(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、増田 周平(海洋研究開発機構)、藤井 陽介(気象庁気象研究所)、藤木 徹一(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)
2019年9月に開催され今後10年の海洋観測の将来を議論したOceanObs’19では、GOSHIP、OceanSITES,Argo等の既存観測システムの継続の重要性や、研究の発展や技術革新に伴う新規観測システムが多数議論・提案され、多方面のニーズを踏まえた海洋観測の充実を図ることが合意された。特に、既存観測システムの継続や発展には、蓄積された豊富なデータに基づく研究推進、社会貢献に資するプロダクトの開発、観測システムの効率化等の実施が必要不可欠である。これら多方面からの情報や動向に基づき、海洋観測システムをより堅牢な国際的共通基盤とし、さらに研究や社会のニーズに対応し拡張するためには、現状の海洋観測システムを活用した様々な研究成果を提出すること、海洋観測システムのインパクト評価による効率化、技術革新に伴う新たな観測の提案等を進めることが肝要である。本セッションは、そのような背景のもと、全球・海盆規模の観測システムを活用した研究成果、観測システムの評価方法の検証や拡張への展望に関する情報交換を行い、現状や課題を広くコミュニティーで共有しつつ議論を深めることを目的とする。
*岡 英太郎1 (1.東京大学大気海洋研究所)
*石井 雅男1 (1.気象庁気象研究所)
*茅根 創1、山本 将史2,1、藤田 乃里1、佐藤 縁2、朝海 敏昭2、粥川 洋平2、辺見 彰秀4、栗原 晴子3、Dickson Andrew5 (1.東京大学、2.産業技術総合研究所、3.琉球大学、4.メビウスアドバンストテクノロジー、5.スクリップス海洋研究所)
*大林 政行1、杉岡 裕子2、Hello Yann3、Simons Frederik4、Chen Yongshun5、Nolet Guust3 (1.独立行政法人海洋研究開発機構 火山・地球内部研究センター、2.神戸大学理学研究科惑星学専攻、3.Geoazur, Universite de Nice、4.Department of Geosciences, Princeton University、5.School of Ocean Science and Engineering, SUSTech)
Discussion (12:05 〜 12:15)