*藤本 潔1、小野 賢二2、渡辺 信3、谷口 真吾3、古川 恵太4、平田 泰雅5、羽佐田 紘大6、諏訪 錬平7、Saimon Lihpai8 (1.南山大学、2.森林総合研究所東北支所、3.琉球大学、4.海辺つくり研究会、5.森林総合研究所、6.法政大学、7.国際農林水産業研究センター、8.ミクロネシア連邦ポンペイ州政府)
セッション情報
[J] ポスター発表
セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般
[H-CG31] 海岸低湿地における地形・生物・人為プロセス
コンビーナ:藤本 潔(南山大学)、宮城 豊彦(㈱アドバンテクノロジー)
海岸低湿地は海面上昇や人為インパクトなどの外部環境変化に対し大変脆弱な環境と言える。このセッションでは、様々な気候帯に属する海岸低湿地を対象に、主として完新世における地形・生物・人為プロセスについて議論する。例えば熱帯地域の海岸低湿地は、熱帯低湿地林(マングローブ林、泥炭湿地林、および淡水湿地林)の拡大に伴って形成されてきた。マングローブ林と泥炭湿地林の立地形成維持機構は、主として泥炭生産分解プロセスに支配されている。泥炭生産分解プロセスは温帯や冷帯の低湿地においても重要なプロセスであり、海岸低湿地は重要な炭素蓄積の場ともなっている。沖積平野では河川による堆積侵食作用、海岸平野では波浪や沿岸流による堆積侵食作用もその形成維持プロセスを担っている。しかしながら、海岸低湿地の自然環境は、森林伐採や農地開発、泥炭採掘、マングローブ域でのエビ養殖池の造成などの人間活動によってこれまでに大きく改変されてきた。そこで、このセッションでは海岸低湿地の持続可能な管理システムを構築することを目指し、自然科学のみならず人文・社会科学分野の研究発表も歓迎する。
*古川 恵太1、藤本 潔2、小野 賢二3、渡辺 信4、谷口 真吾4、平田 泰雅3、羽佐田 紘大5、諏訪 錬平7、Lihpai Saimon6 (1.海辺つくり研究会、2.南山大学、3.森林総合研究所、4.琉球大学、5.法政大学、6.ポンペイ州政府、7.国際農林水産業研究センター)
*小野 賢二1、藤本 潔2、諏訪 錬平3、ROLLON Rene4、BLANCO Ariel4、ALBANO Giannina MARIE G.4、CRUZ Green ANN A. 4、PRIMAVERA-TIROL Yasumin H.5、MALIO Ronald J.5、BASINA Ryan M.5、谷口 真吾7、渡辺 信7、平田 泰雅1、LIHPAI Saimon6,8、灘岡 和夫6 (1.国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、2.南山大学、3.国立研究開発法人国際農林水産業研究センター、4.フィリピン大学、5.アクラン州立大学、6.東京工業大学、7.琉球大学、8.ミクロネシア連邦ポンペイ州政府)
*宮城 豊彦1、馬場 繁幸2、井上 智美3、赤路 康朗3、趙 学群3、古川 恵太4、柳沢 英明5 (1.国立環境研究所(客員)・東北学院大学名誉教授、2.国際マングローブ生態系協会、3.国立環境研究所、4.PEMSEA、5.東北学院大学)