JpGU-AGU Joint Meeting 2020

セッション情報

[E] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-TT 計測技術・研究手法

[M-TT49] 人新世における高精細地形・地球物理データの活用

コンビーナ:早川 裕弌(北海道大学地球環境科学研究院)、楠本 成寿(富山大学大学院理工学研究部(都市デザイン学))、Christopher A Gomez(神戸大学 海事科学部 海域火山リスク科学研究室)

近年の技術発展により、地表面プロセス、地下構造、海中・大気環境、および生態学的な相互作用等に関連して、高精細な地形・地球物理データを取得することができるようになってきた。このような高精細・高解像度のデータは、比較的短期(10年〜数千年)の時間スケールでの解析や、数値モデリングを用いた将来予測に資すると考えられる。本セッションでは、人間活動によって相応な影響を受けた最新の地質時代である人新世(Anthropocene)の課題に挑戦する発表を歓迎する。理論研究、データ取得の改善、広範なデータの保存とアーカイブ、前処理と後処理、統計分析、実験、数値シミュレーションなど、さまざまな地球科学研究に関するトピックが本セッションの枠組みに適合する。手法としては、固定または可動な地上や空中(UAVまたは有人航空機)のプラットフォームによる、レーザー測量、SfM多視点ステレオ写真測量、GNSS精密測位、SAR干渉測定、マルチビームソナー、地中レーダー、磁気・電磁センサー等が含まれるが、これらに限らず幅広い投稿を受け入れる。