JpGU-AGU Joint Meeting 2020

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-CG 宇宙惑星科学複合領域・一般

[P-CG24] 宇宙・惑星探査の将来計画および関連する機器開発の展望

コンビーナ:吉岡 和夫(東京大学大学院新領域創成科学研究科)、笠原 慧(東京大学)、小川 和律(宇宙航空研究開発機構)、尾崎 光紀(金沢大学理工研究域電子情報学系)

超小型衛星などの宇宙機による地球観測や宇宙空間探査が容易になりつつある昨今、宇宙機関のみならず大学・民間での人工衛星・ロケットの製作や国際協同が活発化している。理学的研究においては、宇宙への展開自体は本来の目的ではなく、より良い科学に向けた一手段である一方、技術革新と教育向上においては魅力的な動機である。宇宙計画の成功には、目的に応じた個々の搭載機器の研究開発が必須となり、将来に向けた基盤技術の開拓が計画全体の原動力ともなり得る。計画全体の推進には、搭載機器の提案・選定・製作の段階での綿密な検討も不可欠であり、必然的に何らかの宇宙計画では、その大小を問わず、あらゆる過程・側面での多面的な調整と多角的な展開が求められる。このセッションでは、搭載機器の開発から計画全体の総括までに及ぶこれらの包括的な研究活動に焦点を絞り、科学的意義に加え、各々の戦略・手法における独自性・革新性、及び関連機器の先端的研究開発の状況と最新の成果に関する講演を集約し、実りある宇宙科学・探査計画・天文観測を実現できる未来により早く達するため、関連する研究者に活発な意見交換・情報共有・協同創出の機会を提供する。

*Yoshifumi Saito1Yasuhito Sekine2Yasumasa Kasaba3Keigo Enya1Kazushi Asamura1YASUKO KASAI4Junichi Haruyama1Ayako Matsuoka1Shoya Matsuda1 (1.Solar System Science Division, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency、2.Earth-Life Science Insitute, Tokyo Institute of Technology、3.Planetary Plasma and Atmospheric Research Center, Tohoku University、4.National Institute of Information and Communications Technology (NICT))

*亀田 真吾1Bibring Jean-Pierre2Lawrence David3千秋 博紀4横田 勝一郎5小林 正規4Michel Patrick6Ulamec Stephan7澤田 弘崇8倉本 圭9小川 和律8和田 浩二4臼井 寛裕8中村 智樹10藤本 正樹8玄田 英典11Helbert Jörn7平田 成12今村 剛13川勝 康弘8草野 広樹14松本 晃治15宮本 英昭13中川 広務10大嶽 久志8Russell Sara16佐々木 晶5寺田 直樹10渡邊 誠一郎17 (1.立教大学理学部、2.Université de Paris-Sud、3.The Johns Hopkins University、4.千葉工業大学、5.大阪大学、6.Observatoire de la Côte d'Azur、7.Deutschen Zentrums für Luft- und Raumfahrt、8.宇宙航空研究開発機構 、9.北海道大学、10.東北大学、11.東京工業大学、12.会津大学、13.東京大学、14.量子科学技術研究開発機構、15.国立天文台、16.Natural History Museum、17.名古屋大学)

*長 勇一郎1湯本 航生1亀田 真吾2臼井 寛裕5Ryan Conor3Hagelschuer Till3Routley Selene3Buder Maximilian3Dietz Enrico3Böttger Ute3Hübers Heinz-Wilhelm3Moral Andoni4Belenguer Tomás4Rodríguez Pablo4Rull Fernando6 (1.東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻、2.立教大学理学部、3.ドイツ航空宇宙センター、4.スペイン国立航空宇宙技術研究所、5.宇宙航空研究開発機構、6.バラドリード大学)