JpGU-AGU Joint Meeting 2020

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-EM 太陽地球系科学・宇宙電磁気学・宇宙環境

[P-EM18] 太陽地球系結合過程の研究基盤形成

コンビーナ:山本 衛(京都大学生存圏研究所)、小川 泰信(国立極地研究所)、野澤 悟徳(名古屋大学宇宙地球環境研究所)、吉川 顕正(九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門)

地球には太陽から膨大なエネルギーと物質の流入がある。地球の環境はそれらの入出力のバランスの上に成り立っており、地球大気におけるエネルギーと物質の循環の理解が重要である。本セッションは、日本学術会議マスタープラン2014/2017で継続的に重点大型研究計画とされ、マスタープラン2020に引き続き提案中である研究プロジェクト「太陽地球系結合過程の研究基盤形成」に関する議論を目的として、国際セッションとして提案する。研究プロジェクトに関連する設備とネットワークとしては、赤道大気の全域を観測する赤道MUレーダーと極域の磁気圏-電離圏結合過程の詳細な観測を主とするEISCAT_3Dレーダー、赤道から極域までをグローバルにつなぐ地上観測網と観測データ網が含まれている。本セッションでは、研究プロジェクトの内容と進捗状況を報告すると共に、国内外の関連研究者から幅広い話題を集約することで、研究の動向と方向性について議論を深める。大型大気レーダー、非干渉散乱レーダー、観測ネットワーク、衛星観測、モデル研究等を用いた多様な研究やプロジェクトとの連携が重要であり、多くの論文の参加を求める。

*吉川 顕正1河野 英昭1阿部 修司2魚住 禎司2藤本 晶子4池田 昭大5樺澤 大生3黒木 智3林 萌英3高山 久美3中溝 葵6Ohtani Shinichi7 (1.九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門、2.九州大学国際宇宙天気科学・教育センター、3.九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻、4.九州工業大学大学院情報工学研究院、5.鹿児島工業高等専門学校、6.情報研究通信機構、7.ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所)