*林 為人1、多田井 修2、廣瀬 丈洋3、谷川 亘3、楊 小秋4 (1.京都大学大学院工学研究科、2.株式会社マリン・ワーク・ジャパン、3.海洋研究開発機構高知コア研究所、4.中国科学院南海海洋研究所)
セッション情報
[E] 口頭発表
セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般
[S-CG57] 広域観測・微視的実験連携による沈み込み帯地震研究の新展開
コンビーナ:木下 正高(東京大学地震研究所)、河野 義生(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)、荒木 英一郎(海洋研究開発機構)、Hiroko Kitajima(Texas A&M University College Station)
沈み込み帯のプレート境界で発生する巨大地震は,現象としての理解は相当に進展した.一方,地震の開始・成長過程や原動力など,時空的に10桁も異なる現象が相互作用する地震のメカニズムを包括的に解明するためには,地震学のみでは限界がある.実証科学としての地震予測を可能にするステップとして,ネットワーク観測網による地震発生場の広域観測,超深度掘削による地震断層・プレート物質の採取・現場計測,そして量子ビーム高圧実験による破壊開始過程の再現・観察,が協働し,プレートレオロジーから素過程にまたがる現象の動的描像に挑戦する.日本学術会議の「大型研究計画マスタープラン2020」に提出した計画をベースに学際的に議論を深めるが,海陸ネットワーク,地震発生帯などの掘削,破壊実験,量子ビーム実験,破壊過程理論など,地震発生やプレートレオロジーに関わる観測・理論からの発表を歓迎する.
*Eiichiro Araki1、Takashi Yokobiki1、Toshinori Kimura1、Shuhei Nishida1、Shuichi Kodaira1 (1.Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology)
*木村 俊則1、荒木 英一郎1、松本 浩幸1、横引 貴史1、藤江 剛1、小平 秀一1、利根川 貴志1、白石 和也1、尾鼻 浩一郎1、新井 隆太1、海宝 由佳1、中村 恭之1、Karrenbach Martin2、Ellwood Robert2、Yartsev Victor2 (1.国立研究開発法人海洋研究開発機構、2.OptaSense)
*松本 浩幸1、荒木 英一郎1、木村 俊則1、横引 貴史1、藤江 剛1、小平 秀一1、利根川 貴志1、白石 和也1、尾鼻 浩一郎1、新井 隆太1、海宝 由佳1、中村 恭之1、高橋 成実1,2、Karrenbach Martin3、Ellwood Robert3、Yartsev Victor3 (1.国立研究開発法人海洋研究開発機構、2.国立研究開発法人防災科学技術研究所、3.OptaSense Ltd.)
*Matthew James Cook1、Eiichiro Araki1、Mark Zumberge2、Takashi Yokobiki1、Toshinori Kimura1、Shuhei Nishida1、Shuichi Kodaira1 (1.JAMSTEC Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology、2.University of California San Diego)