Introduction (09:00 〜 09:15)
セッション情報
[E] 口頭発表
セッション記号 S (固体地球科学) » S-TT 計測技術・研究手法
[S-TT50] 合成開口レーダーとその応用
コンビーナ:木下 陽平(筑波大学)、森下 遊(国土地理院)、小林 祥子(玉川大学)、阿部 隆博(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター)
2014年に従来のSAR衛星を凌駕する性能を持った日本のALOS-2及び欧州のSentinel-1が相次いで打ち上げられ、現在では約5年間のアーカイブが利用可能となり、すでに長期運用されているTerraSAR-XやCosmo-SkyMedなどのデータと合わせて、SARの利用は益々拡大している。ALOS-4やNISARなどのさらなる高性能SAR衛星の打ち上げ計画に加え、民間企業によるコンステレーションSAR衛星計画もあり、世界的な衛星データのオープン&フリー化の流れも相まって、衛星SARは豊富なデータを背景とした新時代を迎えている。衛星SARに加え、高時間分解能での観測が可能な地上設置型SARや運用時の機動性に優れるUAV搭載型SARなど、ターゲットや用途・目的に沿った様々な技術が発展し利用されている。こうした動きは、SARが地球科学を始めとする基礎研究のみならず、防災や森林監視等の実利用の分野でも不可欠なツールとして浸透していることの証左といえる。本セッションでは、SARに関する基礎研究から応用研究・実利用まで幅広く成果を募集し、SAR利用の発展に向けた知見の共有・議論を図る。
*岩花 剛1、Sone Toshio2、Uchida Masao3、Yokohata Tokuta3 (1.International Arctic Research Center, University of Alaska Fairbanks、2.Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University、3.National Institute for Environmental Studies)
*Nematollah Ghayournajarkar1、Yo Fukushima2 (1.Graduate School of Science, Tohoku University、2.International Research Institute of Disaster Science, Tohoku University)
*Valerie Cayol1、Farshid Dabaghi2、Yo Fukushima3、Marine Tridon1、Delphine Smittarello4、Olivier Bodart2、Jean-Luc Froger1 (1.CNRS, UCA, LMV, OPGC, IRD, Clermont-Ferrand, France、2.UdL, ICJ, Saint-Etienne, France、3.IRIDeS, TU, Tohoku, Japan、4.UGA, USMB, CNRS, IRD,IFSTTAR, ISTerre, Grenoble, France)
Discussion (10:15 〜 10:30)