[AAS15-P02] 桜美林大学キャンパスの稠密気圧計測
キーワード:気圧測定、微細加工技術、インターネット
近年、MEMS 技術によって、小型で廉価な気圧センサーが手に入るようになった。これを用いて、桜美林大学町田キャンパス(東京都町田市)を中心とした地域で、微小スケールの現象を捉えるための観測を開始している。ガストフロント、降水帯の移動、重力流、内部重力波といったキーワードに関連した現象を、インターネットの技術で時間分解能は1秒、空間分解能は数100mで捕捉する事が目的である。日本気象学会2019年秋季大会では、初期的な結果について発表した。
今回は、各センサの気圧変動量の更正についての試みについて発表する。それぞれのセンサーは、個々に特性が異なるために測定結果をそのままデータ解析に使うべきではないと考えられる。これを較正することを考える。各観測点の気圧は個々に異なる。しかし、非常に長い周期を持った変動については、近距離の観測点で差異は無いと期待できる。そこで、ローパスフィルタをかけた気圧データの標準偏差が同じになるようにデータを較正する。
詳しい結果は当日発表する。
今回は、各センサの気圧変動量の更正についての試みについて発表する。それぞれのセンサーは、個々に特性が異なるために測定結果をそのままデータ解析に使うべきではないと考えられる。これを較正することを考える。各観測点の気圧は個々に異なる。しかし、非常に長い周期を持った変動については、近距離の観測点で差異は無いと期待できる。そこで、ローパスフィルタをかけた気圧データの標準偏差が同じになるようにデータを較正する。
詳しい結果は当日発表する。