JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-04] 地球惑星科学のアウトリーチ

コンビーナ:小森 次郎(帝京平成大学)、植木 岳雪(千葉科学大学危機管理学部)、長谷川 直子(お茶の水女子大学)、大木 聖子(慶應義塾大学 環境情報学部)

[G04-P04] 背面投影型デジタル地球儀Dagik Earthのための半球面マルチタッチパネルの普及

*小山 幸伸1齊藤 昭則2 (1.近畿大学工業高等専門学校、2.京都大学大学院理学研究科)

キーワード:デジタル地球儀、半球マルチタッチパネル、宇宙空間物理学

既に様々な組織がそれを展示に利用していることから分かるように,デジタル地球儀Dagik Earthの利用は,太陽地球系物理学のアウトリーチに効果的である.マウスからSwitchコントローラーまで様々なユーザインターフェイスがこれまで試行されてきたが,半球面マルチタッチパネルは実現されていなかった.そこで我々は,背面投影型デジタル地球儀における半球面マルチタッチパネルを,安価な赤外線方式で開発した.技術的課題を克服したものの未だ普及には至っておらず,普及に向けた歩み寄りが次なる課題である.そこで本発表では,その技術説明を行うと共に普及に向けた議論を行う。