[HCG29-P06] 飯舘村とその復興知に関する学術研究の概観
キーワード:復興農学、飯舘村、福島、ウェブスクレイピング、トピックモデル
東日本大震災の被災地復興が進む背景では多くの学術研究が行われてきた。これらの研究に伴って蓄積された知識は、この度の震災復興に限らず、今後日本において大規模災害が発生した際の復興に資する社会的レジリエンス(靭性、しなやかさ)の構築に活用できる形でまとめられる必要性がある。本発表では飯舘村を対象とした2011年以降の学術研究による知見の蓄積を整理した結果を紹介する。研究論文アーカイブJstageに掲載されている飯舘村に関する論文(486本)のメタ情報(タイトル、キーワード、要旨等)を対象に、LDA(Latent Dirichlet Allocation)法を用いたトピック抽出を行い、2011年以降の研究の流れと変遷を視覚化し、今後求められる研究や知見が何かを議論する。