[HCG35-04] 宇宙長期滞在のアナログ研究からわかったこと
★招待講演
キーワード:有人宇宙飛行、ストレス、閉鎖環境
宇宙ステーションでの宇宙長期滞在が実現する一方で、天体への長期探査飛行でのストレス、グループダイナミクス、疲労を予見するための地上アナログ研究が継続的に行われている。地上アナログ研究は1960年代に始まり、これまでにBIOSPHERE2やミニ地球実験に代表される生態系生命維持システムを伴う研究、MARS500、SIRIUS、HERA実験に代表される閉鎖環境研究、その他、極地、船舶、潜水艦など類似環境の研究が報告された。そこから何かがわかりどのような課題が示されたのか、今後の展望を含めて考察する。