JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG35] 圏外環境における閉鎖生態系と生物システムおよびその応用

コンビーナ:篠原 正典(帝京科学大学)、富田ー横谷 香織(筑波大学生命環境系)、加藤 浩(三重大学 地域イノベーション推進機構 先端科学研究支援センター 植物機能ゲノミクス部門)

[HCG35-04] 宇宙長期滞在のアナログ研究からわかったこと

★招待講演

*嶋宮 民安1篠原 正典2 (1.有人宇宙システム株式会社、2.帝京科学大学)

キーワード:有人宇宙飛行、ストレス、閉鎖環境

宇宙ステーションでの宇宙長期滞在が実現する一方で、天体への長期探査飛行でのストレス、グループダイナミクス、疲労を予見するための地上アナログ研究が継続的に行われている。地上アナログ研究は1960年代に始まり、これまでにBIOSPHERE2やミニ地球実験に代表される生態系生命維持システムを伴う研究、MARS500、SIRIUS、HERA実験に代表される閉鎖環境研究、その他、極地、船舶、潜水艦など類似環境の研究が報告された。そこから何かがわかりどのような課題が示されたのか、今後の展望を含めて考察する。