[MAG42-P04] CTBTに関する希ガス共同観測プロジェクト
日本原子力研究開発機構は、CTBT国際監視制度(IMS)高崎放射性核種観測所にて得られた観測データについてより理解を深めることを目的とした、CTBTOとの希ガス共同観測プロジェクトの一環として、2018年から北海道幌延町及び青森県むつ市において可搬型希ガス観測装置(TXL)を用いた放射性キセノンの観測を実施している。2018年以降の3観測点(幌延、むつ及び高崎)での放射性キセノンの観測結果の比較、及び、検出された放射性キセノンに関する大気輸送モデル(ATM)による放出源推定解析結果について報告する。