JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS21] ジオパーク

コンビーナ:田所 敬一(名古屋大学地震火山研究センター)、尾方 隆幸(琉球大学島嶼防災研究センター)、大野 希一(島原半島ジオパーク協議会事務局)、有馬 貴之(横浜市立大学)

[MIS21-06] ジオパークにおける大学の役割~山陰海岸ジオパークでの兵庫県立大学の活動~

*松原 典孝1 (1.兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)

キーワード:ジオパーク、大学、地球活動

地球活動の多様さやその重要性を全人類に理解させることが求められるユネスコ世界ジオパークでは,地域の科学的情報や地域を作る諸要素の相互作用を解明し,それを地域住民や一般の人々に理解してもらう活動を行わなければならない.ユネスコ世界ジオパークでは,これらを行うために大学等研究機関との密接な連携を推奨している.山陰海岸UGGpでは,学術研究・教育活動や地域の総合的マネジメントの拠点として,2010年にジオパークエリ内に兵庫県立大学のキャンパスを設置した.本発表では,兵庫県立大学が山陰海岸ジオパークにおいてどのような役割を果たしてきたのかを例に,ジオパークにおける大学の役割を論ずる.