JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-04] 高校生によるポスター発表

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻 地質・地球生物学講座 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(気象庁)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

[O04-P57] 新堤防の提案~パイピング現象の防止法の提案~

*田邉 大貴1、*平田 崇視1 (1.福井県立若狭高等学校)

キーワード:防災、堤防、形状、自然災害、河川氾濫

現在、全国各地でパイピング現象による被害が多数起こっています。パイピング現象とは、川の水量が増加すると堤防の底にかかる水圧が高まる。堤防の底が浸透しやすい状態ならば、水が浸透し水の通り道ができ市街地に水が漏れる現象です。またこの現象の具体的な予防策は確立されていません。そこで、私たちは、パイピング現象の原因となる堤防の底に注目しました。堤防の底に強い水圧がかかるとパイピング現象は起こります。ならば堤防の底の形状を変え、水圧を緩和すればパイピング現象を防げるのではないかという仮説を立てました。具体的な仮説は、「堤防の底の表面積を大きくすればパイピング現象を防げる」です。方法は、堤防のミニチュア版を作成し対照実験を行います。