JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-04] 高校生によるポスター発表

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻 地質・地球生物学講座 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(気象庁)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

[O04-P59] 液状化現象と地盤の粒径の関係

*別府 怜1 (1.埼玉県立春日部高等学校)

キーワード:地震、液状化、粒径、粒度組成

液状化現象が発生する地盤は空隙が多く、地下水位が高い地盤であることがわかっている。また、空隙の量には地盤の粒径が関係している。そこで、地盤の空隙率と粒径の関係を4種類のアルミナ球を用いて地盤モデルを粒径ごとにつくり、モデルの体積と球の総体積から空隙率を求めて比べた。また、地盤の空隙率と液状化の発生しやすさの関係を検証するために、異なる粒径の球を混合して空隙率を変えた6種類の地盤モデルをつくり、液状化が発生するまでの振動回数を記録し、モデルごとの振動回数と空隙率を比べた。結果、空隙率には地盤の平均粒径と粒径の均一さが関係し、空隙率が高い地盤ほど液状化が発生しやすいということが確認できた。