JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-04] 高校生によるポスター発表

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻 地質・地球生物学講座 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(気象庁)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

[O04-P61] 城ヶ島のポットホールは何年間でできたのか?

*泉 祐輔1 (1.埼玉県立春日部高等学校)

キーワード:城ヶ島、ポットホール、地震、生痕化石、海岸段丘

神奈川県三浦半島最南端に位置する城ヶ島は、過去に繰り返し起きた地震で隆起して海岸段丘を形成している。段丘面上には複数のポットホールが見つかる。そのうちの1つについて、1703年元禄関東地震と1923年大正関東地震による地殻変動の記録、および現地調査で得られた穿孔貝の生痕化石の記録から、ポットホールの形成期間を考察した。その結果、対象のポットホールは、元禄関東地震から大正関東地震までの約220年間で形成されたことが明らかになった。