JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-05] 日本のジオパークから日本列島の成り立ちを知る

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、市橋 弥生(佐渡ジオパーク推進協議会)、今井 ひろこ(コムサポートオフィス/和歌山大学国際観光学研究センター)、小原 北士(Mine秋吉台ジオパーク推進協議会)

[O05-P08] 南紀熊野ジオパーク学習用ハンドブック〜教師の視点からのジオパーク〜

*湯峯 利樹1鈴木 稔和2田渕 優3中西 大4野上 聖児5松下 太6横山 和哉5 (1.智辯学園和歌山小学校、2.すさみ町立周参見小学校、3.田辺市立新庄中学校、4.和歌山大学教育学部附属小学校、5.和歌山市立こども科学館、6.和歌山県生物同好会)

キーワード:教育、防災、文化

南紀熊野ジオパークの学習用ハンドブックを作った教師として、学習用ハンドブックを作るときの課題と解決法について発表する。

理科学習で大切にしたいことの一つに「物事に疑問を感じる姿勢」がある。対象について、どうしてだろうと考える力が生徒達に必要です。



私は、生徒が学習する内容と現実の事象・現象が関係しないと感じている。

特に地学について、生徒達は、名称を知っているが実際には見たことがない。

学習用ハンドブックは、学校で学習する内容と実際に見る南紀熊野の大地を関係するものにしたいと作成した。

学習用ハンドブックを作る上で様々な課題があり、私たちは、新たに勉強をする必要があった。

学習用ハンドブックの原文は、大学の先生達が書いたもので、中学生には理解しがたい。

また、編集委員のメンバーは、理科の教師で構成されているが、彼らは、化学、生物、物理と様々な分野を専門としている。さらに地学の専門であっても、40年前の知識であり、現在のプレートテクトニクス理論を十分に理解できていない。さらに文化や災害などのジオパーク特有のテーマを扱う必要がある。



私たちは、2018年3月に学習用ハンドブックの初版本を和歌山県内の中学校1年生、約9千人に配布した。さらに生徒達の学習の効果を高めるため、その内容の見直しを行い2019年3月に第2版を同じく配布した。現在は第3版に向け、編集をしている。