JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-05] 日本のジオパークから日本列島の成り立ちを知る

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、市橋 弥生(佐渡ジオパーク推進協議会)、今井 ひろこ(コムサポートオフィス/和歌山大学国際観光学研究センター)、小原 北士(Mine秋吉台ジオパーク推進協議会)

[O05-P11] 下仁田ジオパーク-地域資源を使った街づくり―

*原 秀男1 (1.ジオパーク下仁田協議会)

キーワード:ジオパーク、まちづくち、群馬県

群馬県南西部にある下仁田ジオパークは中心市街地では小高い山で囲まれた小盆地をなしており、盆地の下流部からは関東平野が始まる信州の山間地と関東平野の狭間に位置する自然豊かな町である。下仁田ネギとコンニャクといった二大農産物を特産物があり、かつては信州と江戸を結ぶ中山道の街道筋として栄えた歴史もある。世界遺産 荒船風穴をはじめとする自然・地形を利用した産業の名残が町内に点在している。

下仁田ジオパークではこれらの地域資源を活用するための推進母体として、町にかかわる様々な関係者を取り込んだ協議会を組織し、教育・観光・防災などのまちづくりを協議会中心で取り組んできた。

本報告では、平成22年にジオパーク活動を始めて10年を迎える当地域のこれまでの活動と成果について報告する。