JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-05] 日本のジオパークから日本列島の成り立ちを知る

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、市橋 弥生(佐渡ジオパーク推進協議会)、今井 ひろこ(コムサポートオフィス/和歌山大学国際観光学研究センター)、小原 北士(Mine秋吉台ジオパーク推進協議会)

[O05-P21] 激動の日本列島を記録する大地と人々の暮らしの関係
―土佐清水ジオパーク構想エリアに分布する三崎層群の例―

*今井 悟1酒井 満1作田 愛佳1森口 夏季1 (1.土佐清水ジオパーク推進協議会)

キーワード:土佐清水ジオパーク構想、ジオパーク、日本海拡大

土佐清水ジオパーク構想は,四国南西端に位置する高知県土佐清水市をエリアとしている.その地質は約2800~1600万年前の付加体と,その上に重なる約1700~1500万年前の前弧海盆堆積物(三崎層群),そして付加体を貫く約1300万年前の深成岩体(足摺岬花崗岩体)から構成される.中でも三崎層群と足摺岬花崗岩体は,日本列島の形成史上でも特に激しかったとされる日本海拡大期の地殻変動と深い関係を持つ地質体であり,当時の様子を理解する上で極めて重要である.そして,これらの地質体は地球科学的価値を持つだけでなく,土佐清水ジオパーク構想全体の産業形態や文化,自然災害特性などにも大きな影響を与えている.
本発表では,特に三崎層群から読み解ける“激動の日本列島”と,三崎層群を土台として営まれている暮らしについて紹介するとともに,それらを理解、体感してもらうための取り組みについても触れたい.