JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[E] 口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-IT 地球内部科学・地球惑星テクトニクス

[S-IT29] 東アジアにおけるジオダイナミクスの新展開

コンビーナ:Jonny Wu(University of Houston)、山口 飛鳥(東京大学大気海洋研究所)、沖野 郷子(東京大学大気海洋研究所)、Timothy B Byrne(University of Connecticut)

[SIT29-07] 背弧拡大期後の火山活動:日本海清風海山の例

★招待講演

*森下 知晃1,2,3平野 直人4角野 浩史5佐藤 暢6柴田 知之7芳川 雅子7荒井 章司1田村 明弘1 (1.金沢大学、2.海洋研究開発機構、3.コロンビア大学、4.東北大学、5.東京大学、6.専修大学、7.広島大学)

キーワード:背中海盆、西太平洋

日本海は西太平洋域に集中する背弧海盆の1つである。背弧拡大期の火成活動などについては多くの研究例があり,背弧拡大に伴う火成活動の理解が進んでいる。日本海には背弧拡大期後の火成活動によって形成された海山や島が産する。清風海山はそのうちの1つであり、8Maのアルゴン年代のアルカリ玄武岩が1985年の淡青丸の航海によって採取された。本発表では、この清風海山の特徴を報告し、日本海形成に伴う火山活動、清風海山を含む西太平洋域の特徴を他の類似する火山岩類と比較しながら議論を行う。