[SSS06-P04] 1943年鳥取地震で出現した鹿野断層におけるS波反射法地震探査
キーワード:S波反射法地震探査、鹿野断層、1943年鳥取地震
1943年鳥取地震(MJ7.2)で出現した鹿野断層の鳥取市鹿野町法楽寺地区においてS波反射法地震探査を実施した。震源には油圧による板叩き機材を用い,ショット間隔1m,地震計間隔1mで,0.5mの共通中間点(CMP)の記録を,測線長200mにわたって取得した。図に速度解析に用いたS波速度を付した深度断面を示す。CMP番号200付近が鹿野断層に対応し,その付近では表層部に乱れが見られる。また,深さ45mあたりに強い反射面が確認される。周辺では常時微動探査も実施しており,それらのデータを合わせた解釈をおこなう。
謝辞:本研究は日本学術振興会科研費 19H02406の助成を受けたものです。
謝辞:本研究は日本学術振興会科研費 19H02406の助成を受けたものです。