[SVC46-P07] 防災担当者を対象とした試作版周知啓発用コンテンツの開発
キーワード:防災教育、防災担当者、火山災害、ウェブコンテンツ
御嶽山2014年噴火を受けて、2016年に活動火山対策特別措置法が改正され、火山防災協議会の設置と共に火山防災協議会内で避難確保計画の作成が義務付けられた。このため、火山防災協議会を構成する県や市町村において、避難確保計画の作成を進めているが、火山災害は、ほかの自然災害と比べて低頻度であるため、自治体の防災担当者が在任中に災害対応をする機会は非常に少なく、また火山災害は様々な現象を持つことから、その現象によって引き起こされる災害の現象は多くなり、それに伴い現象や対応に関する知識や情報が必要となる。そこで、本研究では、自治体の防災担当者を対象に火山災害への知識を身につけ、情報収集などを円滑に行うことを目的とした試作版ウェブサイトを構築した。
この試作版ウェブサイトでは、火山現象や火山災害、関係法令に関する情報を一元的に集約するとともに、近隣の防災担当者が防災訓練や防災関連イベントを共有することができる。さらに、防災担当者は住民向けに防災講演などを行っており、そういった防災講演での講演資料を作成する際に、必要となる情報を収集し活用できることも目的として開発を行った。
ここでは、試作版周知啓発用コンテンツの開発の概要と活用方法、さらに防災担当者に試験利用いただいた結果について報告する。
この試作版ウェブサイトでは、火山現象や火山災害、関係法令に関する情報を一元的に集約するとともに、近隣の防災担当者が防災訓練や防災関連イベントを共有することができる。さらに、防災担当者は住民向けに防災講演などを行っており、そういった防災講演での講演資料を作成する際に、必要となる情報を収集し活用できることも目的として開発を行った。
ここでは、試作版周知啓発用コンテンツの開発の概要と活用方法、さらに防災担当者に試験利用いただいた結果について報告する。