JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[E] 口頭発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-23] 新型コロナ状況下におけるダイバーシティ、公平性、包括性への新たなチャレンジ

2020年7月13日(月) 10:45 〜 12:15 Ch.1

コンビーナ:小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)、堀 利栄(愛媛大学大学院理工学研究科 地球進化学)、Claudia Jesus-Rydin(European Research Council)、川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、座長:小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)

10:45 〜 11:00

[U23-01] 日本の科学技術分野の研究者・技術者を対象とした大規模調査と政府機関への要望活動

★招待講演

*平田 典子1志牟田 美佐2,3 (1.日本大学、2.男女共同参画学協会連絡会、3.東京慈恵会医科大学)

キーワード:EPMEWSE、STEM、Large scale survey、COVID-19、Requests to Japanese government

日本における科学、技術、工学、数学(STEM)の分野における女性専門家の比率は、他の先進国と大きく差が開いています。これらのジェンダーギャップを克服するために、2002年に「男女共同参画学協会連絡会(略称:連絡会)」が設立されました。

日本地球惑星科学連合の会員には連絡会の活動をご存知の方もあろうかと存じますが、連絡会の主な取り組みは以下のとおりです。1)日本のSTEM分野における男女平等の実態を知るための5年ごとの大規模アンケート、2)大規模アンケート調査結果を踏まえた日本政府への提案と要望、3)連絡会加盟学協会の活動調査と女性比率調査、4)女子中高生のための理工系進路支援プログラム。

本発表では、上記1)、2)について紹介の上,COVID-19による影響に関する緊急調査を行いましたので、その結果について可能な範囲でご紹介します。